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CD-ROM 書籍の出版社はオプションでネットワークライセンスを用意している ことがあります。 これは、あなたの LAN 上の複数のユーザに対して書籍へのアクセスを許可する ものです。 ネットワークライセンスでは、同時にその書籍へアクセスするユーザの最大数 が制限されることがあります (ライセンスの形態は様々ですので、詳しくは 出版社にお問い合わせ下さい)。
設定ファイル (通常 ebnetd.conf
) には、2 つの max-clients
というパラメタがあります。
一つは単独指示子で
(「max-clients
」節を参照)、
もう一つは book
複合指示子の副指示子です
(「max-clients
」節を参照)。
どちらもクライアントの最大数を制限します。
これらはネットワークライセンスの順守を補助しますが、完璧なものでは ありません。 たとえば、書籍がアクセスできるのは、ユーザの使用しているクライアントが サーバに接続している間だけにすべきですが、サーバにしてもクライアントに しても、接続状態を頻繁にチェックするわけではありません。 たとえば、サーバはタイムアウトが発生すると、クライアントとの接続を 切ります。 けれども、クライアントは CD-ROM 書籍の中身を表示し続け、ユーザが別の コンテンツの表示を要求するまでこの状態が続くのです。
それでも、ネットワークライセンスのために max-clients
を設定する
ことは良いことです。
重要なのは max-clients
の能力を過信しないことです。
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